2011年07月06日

リアップに関する変化

発毛を促進し、脱毛を予防するという宣伝文句が一般的に使われている育毛剤は、種類も多く販売されています。
ただ、「発毛剤」として販売されているものの種類はそれほどありません。

平成11年に大正製薬が発売した『リアップ』もそのひとつであり、当時は社会現象を巻き起こすほどの話題となりました。
壮年性脱毛症に作用するミノキシジルという有効成分の含有量は、販売当初は1%でした。

それがおよそ10年後となる平成21年6月に発売された『リアップX5(エックスファイブ)』では、ミノキシジルの含有量が従来品の5倍となりました。
工夫されたノズルから1回量である1mlが計量されて出てくる仕組みとなっています。

1日に2回使用するようになっていて、塗った直後にはアルコール臭がするという声もありますが、これには個人差があり、時間が経つと臭いはなくなるようです。
偶然であるのか、X5が販売された平成21年には薬事法が改正され、販売に関する制約が大きくなりました。

市販薬が第1類から3類までの分類となり、リアップの該当する第1類医薬品は薬剤師からの説明を受けた上で購入することが条件となりました。
そのため薬剤師の方がいないようなお店では販売が認められず、原則としてインターネット通販などでも購入することができなくなりました。  


Posted by ラムダン at 08:25Comments(0)