2011年01月11日

ハゲの改善と遺伝子の関係

抜け毛や脱毛などの原因のひとつに遺伝がありますが、これはジヒドロテストステロンと呼ばれる男性ホルモンの一種が引き起こす作用で、その度合いには個人差があります。
ですから、抜け毛や脱毛などを誘発するジヒドロテストステロンを抑制することがハゲ改善のために重要です。

人間の体は思春期を迎えるとテストステロンと呼ばれる男性ホルモンを大量に分泌し、その成分は95%の精巣と5%の副腎で構成されています。
テストステロンの主成分はコレステロールで、若年層の成人男性で1日当たり数mgのテストステロンが体内で合成されており、そのもの自体には毛髪を太く健康的にさせるプラスの作用が備わっています。

しかしながら、分泌中のテストステロンに不足が生じた際、それを補うために5αリダクターゼ酵素という酵素の一種によってジヒドロテストステロンに変化します。
ジヒドロテストステロンは強力な活性型男性ホルモンで、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体で脱毛作用を引き起こして抜け毛や脱毛の進行を速める作用があります。

また、テストステロンからジヒドロテストステロンに変化させる5αリダクターゼ酵素の機能には個人差があり、遺伝が強く起因しています。
ですから、家系に抜け毛や脱毛の人がいれば遺伝によって同じ症状を受け継ぐことになる可能性がでてきます。

ハゲ改善のためには、亜鉛を多く含んだ食品を積極的に摂取しましょう。



Posted by ラムダン at 10:20│Comments(0)
 
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